石橋湛山新人賞

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平成20年度より、主に人文社会科学系大学院生による、石橋湛山の思想(自由主義・民主主義・国際平和主義)に直接間接的に関わる優秀な研究論文を表彰する「石橋湛山新人賞」を新たに創設いたしました。本賞は、我が国が世界的に見て必ずしも最先端にあるとはみられない当該分野における人材育成と研究の深化を支援することを目的としております。

対象分野
政治・経済・社会・文化・宗教等の人文社会科学系領域。
対象者
原則として修士・博士課程の大学院生。
対象論文
過去一年間に大学紀要など機関誌・学会誌等に発表された論文。
選考過程
全国の主要大学および主要学会等より推薦された論文に対して、若手官僚・編集者・金融マンなどにより、第一次のスクリーニング(第一次選考)を行います。そこで推薦された論文を、最終選考委員による協議により、最優秀論文と佳作二編を決定します。

近年の受賞者

第15回

門屋寿氏
受賞

門屋 寿氏

権威主義体制下の選挙とその帰結
――抗議運動を抑制する選挙結果の実証分析――

丹後健人氏
受賞

丹後 健人氏

日本における退職消費パズルの検証

佳作

山口 章浩氏

武力紛争当事者による国際人道法の尊重を
確保する第三国の義務